先日、友人とSNSを通してやり取りする中で、お互い「スピノザ」に興味を持っているという事実が判明しました。「スピノザ」ってみなさん分かりますか。はい、「スピノザ」とは、18世紀にトルコで誕生した料理の名前で、トマトと子羊の肉をパイ生地で包みオーブンでこんがりと焼き上げる近年日本でもバズり始めたグルメで‥‥、
はなく、「スピノザ」とは人の名前です。17世紀のオランダで生まれた哲学者で、「汎神論」を唱えた人物です。「汎神論」とは、一言で言うとあらゆる自然の中に神が宿っているという考え方です。ここで言う「自然」とは木や森や海や大気といったいわゆる自然だけではなく、人工物や出来事の原因と結果といった法則を含めた宇宙全体のことを指しているようです。宇宙で起きていることは全て、便宜上神と表現された同一の実体が、異なった形で姿を変えて現れていると言います。当時のヨーロッパは既にバリバリのキリスト教社会で、キリスト教と言えば言わずもがな父なる神が唯一神で、それ以外の神はあり得ません。そして、これは僕の想像ですが、当時のヨーロッパ社会では人間と人間以外は全く別物であって、世界は人間を中心に回っているという考え方が主流だったのではないかと思います。そんな中、「汎神論」という考え方はとても斬新だったと思います。
さて、ここでヨーガに興味を持っている人ならピンと来る人もいるかと思いますが、ヴェーダンタとよく似てますよね。僕がスピノザの汎神論に興味を持った理由というのも、古代のインドと中世のヨーロッパという時代も場所も遠く離れていることに加えて、考え方の土壌も全く異なる社会の中で瓜二つの思想が生まれた不思議があったからです。考え方のひとつとして、たまたま両者ともに時代と場所を超えて大きく広がりを見せただけで、同じような思想は広まらなかっただけで過去数千年様々な場所で細々と起こっていたのかもしれませんね。そう思うと、こじつけかもしれませんが、ヴェーダンタの真実性が増す気がします。ただの空想ですが‥。僕は、まだスピノザを語るには、知識が乏しすぎるので今日はこの辺りで締めさせていただきますが、スピノザが汎神論に至った背景についてしっかり勉強してみたいものです。もし、読者の皆さんの中で興味や知識のある方いましたらご教示ください!
以上、17世紀オランダの哲学者「スピノザ」及び彼の唱えた「汎神論」についての紹介でした。
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